フィリピンワシの絵、駐日フィリピン大使館へ寄贈
2025年7月11日東京―ミレーン・ガルシア=アルバノ大使に代わり、クリスチャン・デ・ヘスス臨時代理大使がフィリピンの美術家ビン・ファモソ氏から絵画「フィリピン・キング・イーグル」を受け取りました。この作品は、アートを通じて自然保護を提唱する美術家の活動の一環として、在日フィリピン大使館に寄贈されました。
フィリピンのeパスポートに描かれているフィリピンワシをモチーフにしたこの絵は、ファモソ氏のシリーズ14作目にあたります。
フィリピン固有の希少種であり絶滅危惧種であるフィリピンワシは、フィリピン人の強さと回復力を象徴しています。
フィリピン植物アート協会とフィリピン動物アート協会の創設者でもあるファモソ氏は、さまざまな国でアートを通じた環境意識の向上を積極的に推進してきています。
彼女の提唱活動は、海外のフィリピン人コミュニティにも及び、フィリピン外務省の在外公館と連携しています。
「フィリピン・キング・イーグル」は、フィリピンの自然遺産への永続的なオマージュとして、またすべての訪問者に視覚的なインスピレーションを与えるものとして、大使館の常設アート・コレクションの一部となります。