今期フィリピン人JDS対象者、フィリピンの社会経済的変革への貢献を 強く求められる
2025年9月4日東京―ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使および大使館職員は、日本政府人材育成奨学計画(JDS)の今期の対象者19名の若いフィリピン人の表敬訪問を歓迎しました。 大使は歓迎のメッセージの中で、「日本におけるJDS対象者としての学びの機会を、各自の専門分野における知識を深めるためだけでなく、フィリピンと日本の強固な人的交流の架け橋となるため、是非最大限に活用されるよう期待しています。さらに重要なのは、フィリピンに帰国された後、わが国の社会経済的変革に一層貢献されることを願っています」と述べました。 フィリピンの若手研究者たちは、フィリピン政府の様々な機関や組織を代表し、日本の大学において環境学、国際関係学、公共政策、科学技術など多様な分野の研究を行う予定でです。 このプロジェクトは、主に日本の開発援助を受けている国の公務員が対象で、日本の教育機関による高等教育の機会を提供することを目的としています。2002年にフィリピンからの受け入れが始まり、これまでに400人以上のフィリピン人フェローが同プロジェクトの大学院プログラムの恩恵を受けてきました。
最新の投稿
日本人グループによる九段、大使公邸訪問、歴史と文化遺産にスポットライト
09/01/2025 •
2025年9月1日東京-フィリピンの国家歴史月間、および言語月間を記念し、フィリピン大使館は8月26日NHK文化センターの「大使館訪問」プログラムの参加者を大使公邸にて迎えました。本企画はフィリピン文化、歴史、遺産を広めるため、大使館とNHK文化センターが初めて共同で実施したものです。 「私たちが通称『クダン』と呼んでいる、フィリピン駐日大使の歴史ある公邸へようこそお迎えいたします。この特別な歴史的建造物は、フィリピン国外で初めてフィリピン国家歴史委員会により国家歴史的記念物に指定された場所です。本日のイベントが、フィリピンの歴史、言語、文化、伝統の活力をより深くご理解いただく一助となれば幸いです」と、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使はあいさつしました。 プログラムでは、フィリピンの歴史的ランドマークや必見の観光地を紹介する映像上映と、参加者が実用的なフィリピノ語の単語やフレーズを学ぶインタラクティブな活動が行われました。多くの参加者はすぐに実践に移り、イベント中、「サラマット(ありがとう)」、「パアラム(さようなら)」などのフィリピノ語を口々に交わしていました。 プログラムのハイライトは、フィリピンで有名なピニャ生地(パイナップルの繊維を織り上げた織物)を使ってのワークショップでした。参加者はこの日のために用意された刺繍キットを使い、伝統的な生地への刺繍を体験しました。ガルシア=アルバノ大使自身もフィリピンの織物文化を強調するため、ピニャ生地が使われた衣装を着用していました。 歴史と文化遺産は食文化へも広がり、ワークショップ終了後、大使館農務担当官事務所を通じて「フィリピン料理のフレーバー-ママシタの家ごはん、日本編」の最新エピソードが公開されました。この料理動画で紹介された伝統的なフィリピン料理の数々は、同エピソードにゲストシェフとして登場した日本在住のロイダ・オザキシェフが特別に用意したフィリピン料理ランチビュッフェでも提供されました。参加者の多くが「フィリピン料理を初めて味わった」と感想を述べていました。 NHK文化センターの代表として出席した片野順子氏は、大使館の温かいおもてなしに感謝の意を表し、フィリピン文化と芸術の普及を図りながら、フィリピンと日本の人的交流を強化するためのさらなる協力関係を期待すると述べました。 プログラム終了後、NHK文化センターの参加者にはフィリピン製のバッグが記念品として配られました。 NHK文化センターは、日本の一般市民にユニークな学習機会を提供しており、月例企画「大使館訪問」プログラムを通じて、これまでに約50の外交使節団への訪問を企画してきました。 「フィリピン料理のフレーバー-ママシタの家ごはん、日本編」はこちらからご覧いただけます。
群島国家認識月間(MANAMo)
09/01/2025 •
🌊🇵🇭 この海洋・群島国家認識月間(MANAMo)に、フィリピン海域で息づく豊かで活気あふれる海洋生物を讃えましょう! ✨ 9月の毎週月曜日はお見逃しなく!#MANAMo トリビアで海洋遺産の素晴らしさを発見しましょう。🌏💙 #MANAMo2025 #MarineLife #PHinJapan
若手フィリピン人ヴァイオリニスト、フィリピン大使館にてミニコンサート
08/29/2025 •
2025年8月29日東京―8月26日カタール在住の若手フィリピン人ヴァイオリニスト、ウィリー・ムナルさんが、フィリピン大使館に表敬訪問で訪れた際、ミニコンサートを実施、音楽の才能を披露しました。 「奏でる一音一音が、私たちフィリピン人にとって誇りの音です。今後も芸術活動に励まれ、世界の舞台でフィリピンの芸術性がさらに広まることを願っています」と、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使に代わり、クリスチャン・L・デ・ヘスス主席公使が述べました。 ムナルさんはフィリピンの名曲「バヤン・コ」と「ガアノ・コ・イカウ・カマハル」を感動的に演奏。日本在住ピアニストのケイト・ヘンリーさんが伴奏を務めました。ムナルさんの両親マーク・ムナルさんとアゼニス・ムナルさんも同行しました。 当初は独学でヴァイオリンを学んだムナルさんは、2024年にフィリピンで開催された権威ある若手芸術家向け全国音楽コンクール(NAMCYA)においてジュニア弦楽器部門で受賞、その努力が実を結びました。 ムナルさんは、セディ・ヌニェスさん、ガブリル・ヤセル・ティブルシオさんの2名のフィリピン人ヴァイオリニストと共に、2025年アジアユースオーケストラ(AYO)のフィリピン代表を務めています。同オーケストラは現在、2025年8月に複数都市を巡るツアーを実施中で、日本公演は2025年8月23日から26日にかけて茨城と東京で行われます。 大使館のデ・ヘスス主席公使と職員らが、フィリピン人演奏家たちを応援するため、同オーケストラの東京公演に足を運びました。各国から集った音楽家たちの卓越した才能が相まって、この夜は忘れがたいものとなりました。 AYOは1990年、指揮者のリチャード・ポンツィウスとユーディ・メニューインによって設立されました。アジアの才能ある若手音楽家を集め、国際的に著名なアーティストによる演奏を伴う文化交流プログラムとコンサートシリーズを実施しています。
大丸東京店にてフィリピンココナッツフェア開催
08/29/2025 •
2025年8月27日東京―8月27日フィリピン大使館は、フィリピン農務省、フィリピンココナッツ庁(PCA)、農務担当官事務所と共に、大丸東京店にてフィリピンココナッツフェアを開幕しました。このイベントは9月2日の世界ココナッツデーのお祝いと共に開催されます。 ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使と大丸松坂屋百貨店緒方道則執行役員はリボンカットのセレモニーの後、フレッシュココナッツジュースと、京橋千疋屋のココナッツを使用したデザートを試食しました。 フィリピンココナッツフェアは、大丸東京店およびクリビア・ノビリスとのパートナーシップにより実現しました。このイベントは、大丸東京店が在日大使館と提携し、その国の製品をプロモーションする初めての取り組みとなりました。 オープニングには、アレリ・マグヒラン農業担当官、大丸東京店渡辺秀充営業部長、パシオルコ・アグリベンチャーズ社CEOモーリーン・パシオルコ氏、クマココ社CEOライライ・チョ氏も出席しました。 フェア開催期間中、大丸東京店の11のカフェやレストランでは、フィリピンココナッツを使用した限定メニューが提供されます。この取り組みは、フィリピンと日本の味の融合を披露するものとなり、日本におけるフィリピン食文化外交の新たな礎となります。 また、9月2日までは大丸東京店B1にて、ケソンズ・ベストとクマココの高品質なフィリピンココナッツ製品が販売されます。 ガルシア=アルバノ大使は「日本においてフィリピン産ココナッツを促進するこの機会を歓迎します。その多様性、甘み、栄養価で知られるココナッツは、わが国の主要な農産物輸出品であるだけでなく、無限の食品・健康・生活用品へと変容する力を持つことから、国民の回復力と創造性の象徴でもあります。」と述べました。 緒方氏は、大丸東京店が高品質な食品売り場やグルメ商品で知られていることを踏まえ、フィリピン食品を取り扱う店舗との今後のコラボレーションに前向きな姿勢を示しました。 フィリピンココナッツフェアは、日本のより幅広い層に向けてフィリピン産ココナッツを広く紹介することを目的とし、東京駅という人通りが多い立地と大型LED看板を擁する大丸東京店の戦略的ロケーションによってその効果はさらに高められています。同店は1日平均10万人の来店者を迎えています。 フィリピンは世界第2位のココナッツ生産国であり、ココナッツオイルなどココナッツ製品の主要輸出国としての地位を維持しています。 大丸東京店のフィリピンココナッツフェアは8月27日から9月9日まで開催されます。
過去の記事
- 日本を拠点とするフィリピン人グループがうたフェスに出演
- 大丸東京店にてフィリピンココナッツフェア
- フィリピン残留日本人竹井さん、在日フィリピン大使館を訪問
- フィリピンの大学バスケットボールチーム、 東京で開催の世界大学バスケットボール選手権に出場
- フィリピンのユース・サッカーチーム、東京で開催の4v4アジアカップで活躍
- フィリピン大使館、東京青年会議所マニラ訪問を前にブリーフィング
- フィリピン芸術高等学校の生徒、東京の国際美術展にて受賞
- フィリピンのロー・スクール・ソサエティが、東京で開催された国際法模擬裁判コンペティション・アジアカップ2025で総合優勝を果たしました。
- フィリピン大使、サイエンスパーク社の投資フォーラムにて フィリピンと日本の強い経済関係を強調
- フィリピン大使館、中高生を迎え、日比友好関係を強調
- フィリピン大使館とミニストップ、 “ハロハロ” 販売30周年を異文化交流の甘いシンボルとしてお祝い
- フィリピン大使館、東京で開催されたコンクールにてフィリピンの合唱団のパフォーマンスを称賛
- (English) Ang Paglinang sa Filipino at Katutubong Wika: Makasaysayan sa Pagkakaisa ng Bansa
- フィリピン大使館、 海外移住フィリピン人委員会(CFO)と共に、日本在住のフィリピン人移民を支援する共通のコミットメントを再確認。
- フィリピン大使館、日本人大学生グループのフィリピンでのボランティア活動を称賛
お知らせ»
12/01/2025 •
(English) Schedule of Holidays for 202610/07/2025 •
(English) Outreach Mission in Okinawa, 25-26 October 202509/08/2025 •
(English) Announcement: 2026 Foreign Service Officer Examination (FSOE) on Sunday, 25 January 202607/16/2025 •
(English) ADVISORY: SSS On-Site Services06/25/2025 •
(English) ADVISORY: Implementation of the Philippine e-Visa System
Consular Advisories»
10/07/2025 •
(English) Outreach Mission in Okinawa, 25-26 October 202507/16/2025 •
(English) ADVISORY: SSS On-Site Services06/25/2025 •
(English) ADVISORY: Implementation of the Philippine e-Visa System02/20/2025 •
(English) Outreach Missions for 202511/05/2024 •
(English) ADVISORY: Postponement of the Kanagawa Outreach Mission









