フィリピン大使、国際シンポジウムでバナナ産業の重要性を強調
2026年3月14日東京―3月4日東京都町田市の玉川大学で開催されたSATREPS-BaCaDM国際シンポジウムにおいて、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使はフィリピンバナナ産業が日本の食料供給と食料の価格安定を支える上で果たす重要な役割を強調しました。 持続可能な開発のための科学技術研究パートナーシップ(SATREPS)の枠組みで開催された本シンポジウムでは、日本とフィリピンの研究者および産業界の関係者が一堂に会し、植物病害管理と農業協力の進展について議論しました。バナナ・カカオ病害管理(BaCaDM)プロジェクトは、バナナとカカオ向けの新たな病害管理システムの開発に焦点を当てており、玉川大学とセントラル・ルソン州立大学(CLSU)による共同研究が行われています。 ガルシア=アルバノ大使はスピーチで、フィリピンが日本への主要な農産物供給国として長年果たしてきた役割を強調しました。同氏は「バナナとカカオは単なる商品ではありません。これらは生計の柱であり、特にミンダナオでは数十万世帯がこれらの産業に頼っています。フィリピンは日本の食料安全保障と、消費者が利用できる食品の多様性・手頃な価格に貢献する主要な農産物供給国であり続けています」と述べました。 大使はまた、フィリピン経済の安全保障におけるバナナ産業の重要な役割を強調し、貿易障壁の削減に向けた取り組みが、特に世界的な不確実性が高まる時期に日本の消費者が直面するコスト圧力緩和に寄与すると同時に、ミンダナオの生活基盤を維持できると指摘しました。大使の発言を補足するため、マリア・アリリア・マギラン農業担当官がミンダナオの農業産業セクターの概要を説明しました。 シンポジウムでは、国際的な植物保護規制、開発途上国の現場の実情、バナナとカカオの病気研究における新たなフロンティアについて議論が行われました。講演者には、フィリピン植物産業局、国際協力機構、科学技術振興機構、国連食糧農業機関、CLSU、および日本の複数の大学の代表者が名を連ねました。 大使館は、農業科学とイノベーション分野における協力の深化に向け、フィリピンと日本の関係者と引き続き連携を深めており、こうしたパートナーシップがより強靭な食料システムと持続可能な経済成長に寄与することを改めて重視して取り組みます。
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フィリピン大使館2025年フィリピンフェスティバルの成功を祝し 感謝祭イベントを開催
03/16/2026 •
2026年3月8日在日フィリピン大使館は、ミレーン・ガルシア=アルバノ大使の主導のもと大使館多目的ホールにて、2025年フィリピンフェスティバルの成功裏の開催を称える感謝祭を開催しました。 「フィリピンフェスティバルは、フィリピンフェスティバル委員会とフィリピン・アシスタンス・グループ(PAG)が主導するフィリピン人コミュニティの揺るぎない献身と取り組みの証であり、日本の地元観客や国際社会に向けてフィリピンの魅力を最大限に紹介するものです。フィリピン料理やフィリピン・クリスマス・ビレッジ、その他のイベントを通じて、故郷の雰囲気を感じさせてくださった皆様に感謝申し上げます」とガルシア=アルバノ大使は挨拶しました。 ガルシア=アルバノ大使はまた、フィリピン人コミュニティ主導のプロジェクトや活動の成功だけでなく、日本在住のフィリピン人一人ひとりの幸福と福祉を確保する上で、コミュニティ支援が果たす極めて重要な役割を強調しました。大使は出席者に対し、受入国における結束したフィリピン人コミュニティの育成を継続し、特に両国国交正常化70周年を記念して、フィリピンと日本の間の人的交流の強化を推進するよう呼びかけました。 感謝祭は、フィリピンフェスティバル委員会とPAGが共同で主催、ベルリト・“トゥーツ”・カプロン氏が率いる中、2025年11月29日~30日に渋谷・代々木公園で開催されたフェスティバルを支援したボランティア、出店者、パートナーが参加しました。式典には閉会の辞を述べたフィリピン大使館のクリスチャン・L・デ・ヘスス次席大使をはじめ、文化部のファティマ・G・キンティン領事、ジェロニコ・M・エレラ福祉担当官、ニール・P・バレステロス観光担当官も出席しました。 このイベントのハイライトは、PAGが支援団体へ寄付金を贈呈したことです。その中に、女性と子供のためのシェルター「フレンドシップ・アジア・ハウス(FAH)コスモス」も含まれていました。この贈呈は国際女性デーの記念行事とも時期を同じくしました。 ガルシア=アルバノ大使およびフィリピンフェスティバル委員会より、フェスティバル委員会、メンバー、協力団体、企業スポンサーに対し、その貴重な貢献を称える感謝状が授与されました。また、プログラム開催中には参加者へ贈答品や景品が配布されました。 日本の歌手ナナオも、フィリピン人アーティスト、イェン・コンスタンティーノの「Ikaw」を熱唱し、観客を魅了しました。ナナオは最近、フィリピンの音楽レーベル「KDRミュージックハウス」と契約を結んでいます。 注目を集めた2025年フィリピンフェスティバルには、フィリピン人コミュニティや日本人コミュニティから、さらに国際的なゲストを含め、50万人以上の来場者が集まりました。 今年のフィリピンフェスティバルは2026年11月28日、29日代々木公園にて開催されます。
フィリピン大使館、フィリピンのボーイズバンドBGYOの表敬訪問を歓迎
03/13/2026 •
メンバーのAkira、Gelo、JL、Mikki、Nateで構成されるグループは、2021年にヒットシングル「The Light」でデビューしました。同タイトルのアルバムはiTunesフィリピンにおけるトップ100アルバムチャートに12日連続で1位を獲得——同音楽プラットフォームにおいてフィリピン人アーティストによる最長記録となりました。 フィリピン大使館のクリスチャン・L・デ・ヘスス次席大使は、ガルシア=アルバノ大使に代わってのメッセージの中で、BGYOがD.U.N.K. Showcaseを通じて国際舞台でフィリピン文化と舞台芸術を推進していることに感謝の意を表明しました。また、本イベントが特に今年迎える日比国交正常化70周年を記念し、日比友好関係を強調する機会ともなることも加えました。 BGYOは、SB19およびCup of Joeと共に、2026年3月13日から15日にかけて開催される大規模な音楽・ダンスイベントD.U.N.K. Showcaseに出演する3組のフィリピン人グループの一つです。 BGYOの表敬訪問には、ABS-CBN幹部でありスターマジック代表のローレンティ・ディオギ監督、ならびにBGYOおよびABS-CBNのスタッフらが同行しました。 イベントの詳細はこちらから:https://dunk.dance/.
日本・フィリピン映画祭、仙台にて開催、「この場所」特別上演会に、 フィリピン大使、フィリピン人コミュニティと宮城県に感謝
03/12/2026 •
2026年3月10日東京―フィリピン・日本友好念70周年を記念する一連の行事の一環として、宮城県仙台市のフォーラム仙台にて日本・フィリピン映画祭が開催され、「この場所」が上映されました。 在日フィリピン大使館は2026年3月7日、フィリピン人コミュニティのメンバー及び日本人観客を対象に『この場所』の特別上映会を開催しました。本イベントには宮城県から高橋征史国際課課長及び渡辺映基危機管理総務課長らも出席しました。 ハイメ・パセナIIの初長編監督作品『この場所』は、2011年に東北地方を襲った壊滅的な地震の余波を舞台としています。異なる育ちと文化的背景を持つ二人の姉妹が、父の死をきっかけに次第に深く揺るぎない絆を育んでいく物語です。 「フィリピンと日本の国交正常化70周年のテーマ「未来を共に織りなす:平和、繁栄、可能性」は、二人の姉妹が最初の出会いから共有した経験を通じて、映画全体に強く響き渡っています。本日の上映会は、この地域を襲った壊滅的な地震から15周年を迎えるにあたり特に意義深いものです。震災後の復興活動は、フィリピンと日本の間に存在する人間性にあふれた強固な人的絆を証明するものでした。宮城県在住のフィリピン人コミュニティと県関係者の皆様のご出席は、両国間の永続的な絆を象徴しています」と、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は特別上映会での挨拶で強調しました。 特別上映に先立ち、宮城県在住フィリピン人コミュニティとの交流会が開催され、ガルシア=アルバノ大使は、同県における大使館主導の各種活動を支援したフィリピン人コミュニティリーダーに対し、感謝状を授与しました。(ダマヤン代表 チャリティ・ダンゲート・サトウ氏、 東北大学フィリピン人学生会「カパティラン」会長 パスカール・パマ・ベルナルディーノ氏、ならびに各団体。) 大使館のサービス及び活動に関する最新情報と、70周年記念行事についての紹介がされ、社会保障機構(SSS)日本事務所は、本イベントに参加したフィリピン人コミュニティのメンバーに記念品を配布しました。 フィリピン・日本フィリピン映画祭は、スパニック・フィルムズ合同会社曽我満寿美代表が率いるフィリピン映画祭実行委員会により主催されました。『この場所』、フォーラム仙台にて2026年3月12日まで上映されます。 映画上映会とフィリピン人コミュニティとの交流会に加え、ガルシア=アルバノ大使は2026年3月6日から7日にかけて、在日フィリピン大使館員らと共に宮城県政府との会談、東日本大震災の被災地跡(荒浜小学校跡地)及びJR荒浜フルーツパークの視察をしました。 大使館はまた、2026年3月7日から8日にかけて仙台で領事業務の出張サービスにおいて、パスポート、公証、戸籍登録サービス、労働・福祉支援、フィリピン観光情報キャンペーンなど、幅広いサービスを提供しました。
フィリピン大使、宮城県における日比連携推進のため仙台を訪問
03/11/2026 •
2026年3月11日東京―2026年3月6日から7日にかけて宮城県仙台市を公式訪問したミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、フィリピンと日本の間のより緊密な連携と実りある地域のパートナーシップを働きかけました。 ガルシア=アルバノ大使は、宮城県の村井嘉浩知事により温かく迎えられ、大使訪問のため宮城県庁舎にはフィリピン国旗が掲揚されました。村井知事への表敬訪問の際、大使は2011年の東日本大震災から15周年を迎える地域への連帯の意を表明しました。 「2011年3月の東日本大震災から15周年を迎えるにあたり、当時のフィリピンによる人道的支援と災害対応支援を通じて示された連帯を思い起こしつつ、村井知事ならびに宮城県民の皆様との連帯と一体感を表明するとともに、自然災害その他の緊急事態においてフィリピンが日本と共に立ち向かう揺るぎない決意を改めて表明します」とガルシア=アルバノ大使は述べました。 村井知事は、県の復興活動におけるフィリピン国民の支援に対し謝意を表しました。また、故ベニグノ・S・アキノ三世大統領が2011年9月の日本公式訪問時に同地域を視察したことを回想しました。 未来を展望し、ガルシア=アルバノ大使と村井知事は、2026年に両国が国交正常化70周年を迎えることを受け、地方レベルにおけるフィリピンと日本のパートナーシップ深化について意見を交わしました。特に大使は、姉妹都市協定を通じた制度的連携や、フィリピン人農家のための日本での研修機会の提供を提案しました。 表敬訪問の後、ガルシア=アルバノ大使は仙台市立荒浜小学校跡を訪れました。同校は現在東日本大震災の震災遺構として保存されています。海岸線近くに位置するこの施設は、もはや人が住まない地域に建ち、荒浜の歴史と震災の記憶を伝える展示を行っています。建物に残る痕跡からは、津波が校舎の2階まで到達した様子がうかがえます。 津波の襲来時、320人の児童、教職員、住民が学校の屋上に避難し、命が救われました。 フィリピンと宮城県との相互に有益な協力のさらなる可能性を探るため、ガルシア=アルバノ大使は、年間を通じて季節の果物を収穫できる日本最大級の観光農園の一つであるJR荒浜フルーツパークを視察しました。大使は同農園を運営する仙台ターミナルビル株式会社の松崎哲士郎社長と面会し、施設に関する説明を受けました。 2021年3月に開業したJR荒浜フルーツパークは、農業再開発と観光を通じた県内活性化を目的に設計されました。15ヘクタールに及ぶ園内では、日本の代表的な果物であるイチゴを含む8種類160品種の果樹を栽培。訪問者は果物狩りやショッピングを通じて味わうことができます。 ガルシア=アルバノ大使に同行した在日フィリピン大使館職員は宮城県庁職員と並行して協議を行い、同地域のフィリピン人コミュニティ支援に関する意見交換とベストプラクティスの共有を行いました。ロバート・D・キンティン臨時総領事は、フィリピン大使館が宮城県と連携し、フィリピン人と受入コミュニティ間の調和と相互理解を強化することに関心を持っている旨を伝えました。 宮城県国際課を代表して、丹野貢誌総括課長補佐と宮城県国際化協会の畑崎宏美氏が、県内に少なくとも4つのフィリピン人コミュニティ組織が拠点を置いていることを紹介しました。また、災害リスク軽減や人道支援におけるフィリピン人コミュニティとの連携実績を紹介。タガログ語対応可能な外国人相談センターを含む、県が整備する外国人住民支援体制について大使館一行に説明しました。 支援センターでは、雇用、医療、家族関係、家庭内暴力、人身取引その他の問題について支援を提供し、必要な機関への紹介を行います。現在、宮城県には少なくとも1,800人のフィリピン人が居住しています。 宮城県在住のフィリピン人は、外国人相談センター(022-275-9990)に電話し、県が提供するサービスを利用することができます。 大使の仙台への2日間の訪問は、同地域における大使館の主要活動と同時に行われました。特に、2026年3月6日から12日にかけて開催された日本・フィリピン映画祭(仙台)、ならびに2026年3月7日から8日にかけて実施された領事出張サービス(COM)が挙げられます。
過去の記事
- フィリピン・日本友好70周年記念映画祭が開幕、 在日フィリピン大使館が『この場所』特別上映会を開催
- 駐日フィリピン大使、東京マラソン2026出場のフィリピン人ランナーを歓迎 シェイクアウトランで支援
- 駐日フィリピン大使、アテネオ・デ・ダバオ大学学生の表敬訪問で比日友好70周年を強調
- 在日フィリピン大使館、Japan Model ASEAN Meeting 2026を応援
- フィリピン大使館、御成門小学校にてアセアン文化交流活動に参加
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- 港区、フィリピン地震・台風被災者への支援
- フィリピン大使、第328回ASEAN東京委員会議長を務める
- 南牧村、台風ティノ・ウワンによる復興を支援
- フィリピン大使、東京で開催された米国・フィリピン協会三ヵ国会議に出席
- フィリピン大使、アジア婦人友好会の新年会へ参加
- フィリピン大使館、港区スタンプラリーにて日比友好70周年を紹介
- 日本のテレビ番組で、チャンポラードを紹介
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03/26/2026 •
(English) Outreach Mission in Gunma on April 25-26, 202603/24/2026 •
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(English) Outreach Mission in Miyagi on March 7 – 8, 202610/07/2025 •
(English) Outreach Mission in Okinawa, 25-26 October 202507/16/2025 •
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