東京初の「ボナペティ シェフティバル」でフィリピン料理の魅力を発信
2024年9月26日 ― 今月21日と22日にかけて、東京・隅田公園で開催された第1回「ボナペティ シェフティバル」において、フィリピン代表としてシェフのロイダ・オザキ氏が参加しました。イベントの2日目には、フィリピン料理の代表的な料理であるアドボのデモクッキングを行いました。アドボは、複雑な味わいと文化的な意義で知られるフィリピンの伝統料理です。
プレゼンテーションの中で、フィリピン出身のオザキシェフはアドボの重要性を強調し、「アドボは私たちのソウルフードです。どのフィリピン家庭にも独自のアドボのレシピがあります。簡単で手軽に作れる料理なので、今回のデモンストレーションを通じて、日本の皆さんにもぜひご自宅で作っていただきたいと思います」と述べました。
東京のニューサンノーホテルで初の女性スーシェフを務める彼女は、フィリピンの料理伝統を誇り高く伝えるアンバサダーとして活躍しています。彼女はフィリピン大使館からの推薦を受け、キューバ、ジョージア、ハイチ、ジャマイカ、メキシコ、ペルーのシェフたちと共に、今イベントに参加をしました。
フィリピンの「ボナペティ シェフティバル」への参加は、フィリピン大使館が日本においてフィリピン料理の認知と理解を深めるために行っている取り組みの一環です。また、この企画は在京フィリピン政府観光省(PDOT)によって支援されました。
ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、オザキシェフの成功を祝い、大使館がフィリピンと日本の文化的交流と協力を引き続き促進していく姿勢を強調しました。
大使は、「食という普遍的な言語を通じて、私たちは文化を超え多様性を受け入れることで、より強固なつながりや豊かな経験を築くことができます」と述べました。
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