フィリピン大使館、芸術と科学を融合させた写真展示会にて、日比友好月刊を祝う

2025年7月18日東京―日比友好月間を祝し、フィリピン大使館はフィリピン国立博物館と東京大学総合研究博物館のメインパートナーとなり、JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテクにて2025年7月12日から11月9日までフィリピン人写真家ジャン・ゾイロ・ラファエル・マヨ氏の特別展示「植物顔––日本・フィリピンの草木花実写真」が開催されています。 「この写真展は、両国を結ぶ人と人との強いつながり、そして両国の組織的な結びつきの証です。フィリピンの芸術、文化、遺産を日本の観客にさらに広め、両国の学際的な交流を強化するという大使館の目的に完全に合致しています。2026年の日比国交正常化70周年に向けて、NMPとUMUTの今回の取り組みは、節目となる記念行事のキックオフとして大変意義深く、タイムリーなものです」と、7月11日にJPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテクで開催されたプレビューイベントで、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ大使の代理として挨拶したクリスチャン・L・デ・ヘスス臨時代理大使は述べました。 このプロジェクトは、NMPとUMUTの間で2023年に更新される学術研究に関する覚書の成果であり、芸術と科学の魅力的な融合を通して、フィリピンと日本の厳選された在来植物にスポットを当てています。各植物は芸術的な顔の肖像画として紹介され、モデルの顔の上に植物が創造的に配置され、対応する1850年代までの植物標本が写真と一緒に展示されています。この二重のプレゼンテーションを通して、プロジェクトはアートを強力な媒体として、健全な生態系を維持する上で在来植物が果たす重要な役割についての認識を高めています。 プレビューイベントでは、写真家のジャン・ゾイロ・ラファエル・マヨ氏、東京大学林香里副学長、UMUT西秋良宏館長、フィリピン国立博物館アービン・マヌエル・ヴィリャロン副館長、UMUT寺田鮎美氏とともに写真展を企画したNMP国立植物園ジェイディー・アン・パスカル氏も挨拶しました。大使館主催のレセプションでは、フィリピンと日本の料理が振る舞われました。 東京での写真展は、2024年2月にマニラの国立自然史博物館で開催されたマヨ氏の同タイトルの個展をベースにしています。この個展はフィリピンの植物標本に焦点を当て、フィリピン大学生物学研究所やフィリピン分類学などの植物学者と共同で開催されました。マヨ氏はまた、富士フイルムGFXチャレンジ・グラント・プログラムの2023年度地域助成賞の受賞者でもあり、彼の作品はエスクァイア、タトラー・フィリピン、ヴォーグ・フィリピンで紹介されています。 7月12日には、特別展示「植物顔–日本・フィリピンの草木花実写真」を通して、アートとサイエンスの交差点についてのレクチャー&トークセッションも行われました。 この展示会は2025年11月9日まで開催されます。