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フィリピンの「キナンパイ・ウベ」、日本で次なる人気商品として注目

9月16日フィリピン大使公邸で開催されたPJEPA20周年レセプションにて、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使とUBE.JPおよびジョリッティのチーム

2026年9月28日東京-フィリピン産のバナナ、パイナップル、マンゴー、アボカドに続き、フィリピンは、独特の風味と鮮やかな紫色が特徴の「キナンパイ・ウベ」を、日本の消費者にアピールできる大きな可能性を秘めた新たな農産物として紹介しています。

在日フィリピン大使館は、2026年9月16日都内フィリピン大使公邸で開催されたフィリピン・日本経済連携協定(PJEPA)締結20周年記念レセプションにおいて、キナンパイ・ウベの市場拡大の可能性を強調しました。

大使館のマリア・アリリア・マギラン農業担当官は、ウベの生産拡大と産業振興に向けたフィリピン政府の取り組みについてプレゼンテーションを行いました。また、ウベの栄養価や独創的な活用法についても紹介しました。

ウベは食物繊維やカリウム、その他の栄養素を豊富に含んでおり、天然に含まれるアントシアニンが特徴的な濃い紫色をもたらすとともに、抗酸化作用も持っています。さらに、食物繊維や難消化性デンプンが含まれていることから、その栄養価はさらに高まっています。

ウベの生産拡大に向けたフィリピン政府の取り組みや、その健康効果について説明するアレリ・マギラン農業担当官

PJEPAの記念レセプションに参加したゲストは、UBE.JPとローマの有名ジェラテリア「ジョリッティ」とのコラボレーションにより、シェフのフランチェスコ・タリアラテラ氏が考案した、特別な「キナンパイ・ウベ」風味のジェラートも味わうことができました。このジェラートは、フィリピンならではの食材と、世界的に有名なイタリアのジェラート作りの伝統を融合させ、キナンパイ・ウベを斬新にアレンジしたものでした。

日本を拠点とし、フィリピン産のプレミアム・キナンパイ・ウベを日本市場に紹介する取り組み「UBE.JP」の創設者であるJPメルカド氏は、ゲストに対し、キナンパイ・ウベの独特な特徴について解説し、その風味が日本の紫芋とは一線を画すものであることを強調しました。キナンパイ・ウベは、天然由来の豊かな香りと繊細で奥深い味わいを持ち、これらが独自の食文化を形作っており、特にデザートや菓子類をはじめ、幅広い食品用途に適しています。

(一枚目写真)最初の写真:「フィリピン産サツマイモの女王」と呼ばれるキナンパイ・ウベについて語るUBE.JPの創設者JP・メルカド氏

メルカド氏は、キナンパイ・ウベが、日本の家庭で身近な定番商品となっているフィリピン産バナナやパイナップルと同様に、日本市場で受け入れられるフィリピン産農産物となる大きな可能性を秘めているとの確信を表明しました。日本の消費者におけるウベへの関心の高まりは、すでにフィリピンの生産者や食品企業に新たなビジネスチャンスをもたらしています。

東京や広島の専門カフェのメニューで、ウベがますます目立つようになってきており、その独特の色や風味がデザートやドリンクに取り入れられています。こうした新たな活用法は、ウベがニッチ市場にとどまらず、より幅広い日本の消費者層に浸透するための道筋となっています。

(二枚目写真): シェフのフランチェスコ・タリアラテラ氏による、ジョリッティのキナンパイ・ウベ・ジェラート

大使館による「キナンパイ・ウベ」の紹介は、フィリピンの農産物を促進し、厳しい日本市場でのビジネスチャンスを模索するフィリピンの生産者や輸出業者を支援するための、継続的な取り組みの一環です。フィリピンと日本がPJEPA締結20周年を迎えるにあたり、大使館は、より多くのフィリピン産品を日本の消費者に届け、農産物の貿易やビジネス協力の新たな道を開くことができるパートナーシップを引き続き支援していきます。

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