フィリピン大使館、インクルーシブ社会推進のため ジャパン・バリアフリー・プロジェクトとのパートナーシップを新たに

2025年7月18日フィリピン大使館クリスチャン・デ・ヘスス主席公使(左から6人目)と大使館スタッフは、ジャパン・バリアフリー・プロジェクト山田ベンツ代表(右から7人目)に率いられ大使館を訪問した特別な支援を必要とする子供たちとそのご家族をお迎えしました。
2025年7月23日東京-2025年7月17日から23日まで「インクルージョンのためのイノベーション:インクルーシブ社会を共に築こう」がテーマの第47回フィリピン全国障害者権利週間と日比友好月間を祝し、 フィリピン大使館は、ジャパン・バリアフリー・プロジェクト山田ベンツ代表率いる一行をお迎えし、プレゼンテーションなどの文化交流会を開催しました。
“実に、子供がひとり育つにはひとつの村が必要だ、と言われるように、家族、政府、社会、そして仲間たちの努力の積み重ねが、子供の全体的な幸福と成長には不可欠です。ジャパン・バリアフリー・プロジェクトのような組織は、特別な支援を必要とする子供たちの福祉を擁護し、彼らのユニークな能力についてより多くの認識と理解を広め、彼らが成長し、より健康的に成功し、より充実した人生を送ることができるよう、より多くの機会と支援へのアクセスを提供するために、重要な役割を果たしています。”と、ミレーン・ガルシア=アルバノ大使に代わり挨拶をしたクリスチャン・デ・ヘスス次席公使は述べました。
2020年のパラリンピック開催に向け、山田氏が2017年に立ち上げたジャパン・バリアフリー・プロジェクトは、行政、教育機関、大使館、民間企業などと連携し、インクルーシブを推進することで、特別な支援を必要とする子どもたちがより確かな未来を手に入れられるようにすることを目指しています。このプロジェクトの活動の一つに、Go! Go! Embassy!という文化体験プログラムがあります。このプログラムにより、特別な支援を必要とする子どもたち、およびその家族は、これまでに60近い大使館を訪問することができました。
今回のスペシャルゲストはダウン症の山崎翠珠さんと清水一哉さん、そしてその家族たちでした。これぞれの家族は特別な支援を必要とする子供たちの家族の難しさや喜びを語り、子供たちの能力と才能を信じ、個人としての可能性を最大限に引き出すことの重要性を改めて強調しました。
才能あふれるダンサーの一哉さんは、感動的なパフォーマンスで見ている人の心を揺さぶりました。
ジャパン・バリアフリー・プロジェクトがフィリピン大使館を訪問したのは、2020年に続き2回目となりました。
ジャパン・バリアフリー・プロジェクトの詳細と、翠珠さんと一哉さんのエピソードをご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=S460MHpf9qs https://www.youtube.com/watch?v=_LLepbG_834.