フィリピン大使館「初めてのフィリピン人ママのためのガイドブック」を発刊
東京、2025年4月1日 – 在日フィリピン大使館は2025年3月28日、全国女性月間の締めくくりとして、「日本で初めてママになるフィリピン人のためのガイドブック」初版の発刊を発表しました。このイベントは、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使のもと、フィリピン人の新米ママたちが日本で産後の生活を送る際に、実用的でわかりやすい情報の提供を目的としたガイドブックを紹介しました。 東京外国語大学(TUFS)の社会言語学准教授であり、The Migration Linguistics Initiative(移住言語学イニシアチブ)の創設者兼代表であるアリアン・マカリンガ・ボロンガン氏は、ガイドブック作成を支援したフィリピン人コミュニティ・チームを代表して挨拶しました。 ガルシア=アルバノ大使は、「このガイドブックを通じて、フィリピン大使館は、フィリピン外務省のジェンダーと開発アジェンダ(GAD)2023-2028の目標のひとつである、在日フィリピン人へのジェンダーに配慮したサービス提供の必要性に取り組むことを目指します」と述べ、ジェンダーと開発の促進に対するフィリピンのコミットメントを改めて強調しました。 大使館のGADチームとともに、以下の方々が本ガイドブックの内容とデザインに携わりました。 マリア・ハンナ・マーティン氏(コンテンツライター) アリアーヌ・マカリンガ・ボロンガン氏(コーディネート兼編集); ラケル・シソン=ブバン氏(デ・ラ・サール大学准教授)(フィリピン語翻訳); 久留須健一郎氏(東京外国語大学講師)(日本語翻訳); ジェーソン・ドナー・ザバラ氏(滝川氏教育委員会JETプログラム外国語指導助手)(レイアウトとデザイン); エルマー・ボロンガン氏(ブックデザインにサイン入り作品を提供); マザーズ・ツリー・ジャパン(ガイドブック内の“指差しお産ボード”を提供) トーマス・フィリップ・C・アキノ領事、アナ・エリカ・クリスティーナ・C・アキノ、ジュリー・アン・グマル、ユリ・グマルをはじめとする大使館職員とその家族 このイベントには、東京外国語大学、滝川市教育委員会、港区役所、J-Winエグゼクティブ・ネットワーク・メンター・プログラムにおける大使のメンティーの方々、大使館関係者らが出席しました。 英語版とフィリピン語版のガイドブックは、大使館領事部にて無料で配布しています。デジタル版は下記のQRコードをスキャンしてダウンロードしてください。
最新の投稿
フィリピン退職庁(PRA)職員、駐日フィリピン大使を表敬訪問
04/01/2025 •
2025年4月1日フィリピン退職庁(PRA)顧客対応・プログラム開発部のメルビン・A. マグブハット氏とマリダリェ・D. ドネス氏がミレーン・ガルシア=アルバノ大使を表敬訪問しました。 この表敬訪問で、PRA側より、2025年3月30-31日に東京で開催されたロングステイセミナーへの参加の概要が説明され、PRAの最新のプログラム、外国人やすでに退職したフィリピン人のための退職後の生活などについて話し合われました。 フィリピンを退職後の移住先として選ぶ外国人のうち、日本人の割合は現在6位です。
「ASEANの中心性:ASEANの未来と日・ASEAN関係の展望-対談」を東京で開催
04/01/2025 •
2025年3月31日、東京 – 在日フィリピン大使館は日本アセアンセンターと共同で、ハイブリッド・フォーラム「ASEANの中心性」を開催し、外交官、研究者、学生、関係者が一堂に会し、ASEANの未来と日・ASEAN関係の展望について議論しました。 ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使はイベントの冒頭で、地域の安定と経済成長の促進における日・ASEAN協力の重要性を強調しました。 「ASEANと日本の関係は、50年以上にわたる友好と協力の中で培われ、永続的なパートナーシップのモデルとなっています。インフラ投資、災害リスク管理、文化交流などを通じて、日本はASEANの発展に大きく貢献してきました。特にフィリピンは、海洋安全保障、経済成長、能力開発における戦略的同盟国としての日本の役割に深い信頼を寄せています。」とガルシア=アルバノ大使は述べました。 基調講演は、ASEAN共同体のポスト2025年ビジョンに関するハイレベル・タスクフォース(HLTF)のフィリピン側有識者であるエリザベス・P・ブエンスセソ大使が行いました。HLTFの共同議長を務めるブエンスセソ大使は、ASEANの戦略的方向性と、5月に発表されるASEAN共同体ビジョン2045のテーマについて説明しました。また、多様な東南アジアの秩序と安定を維持する上で、ASEANの中心性と、ASEANのコンセンサスに基づく意思決定が重要であることを強調しました。ブエンズセソ大使は、ASEANと日本のパートナーシップを称賛し、より広いインド太平洋地域において最も成功したダイナミックな協力関係のひとつであると述べました。 さらに議論を深めるため、国際関係と地域化の専門家である神奈川大学の大庭三枝教授がブエンスセソ大使と対談を行いました。対談では、ASEANが今後数十年の間に直面するであろう課題と機会、特に地政学的な変化に対応し、ASEANの対話パートナーシップと制度的枠組みを強化することが強調されました。 参加者は質疑応答を通じて積極的な意見交換を行いました。 イベントのハイライトとして、書籍の引き渡し式では、ブエンスセソ大使が著書『ASEAN Centrality: An Autoethnographic Account by a Philippine Diplomat』を日本アセアンセンターへ手渡しました。平林国彦事務総長が同センターを代表して同書を受け取り、知識交流の促進と日・ASEAN関係の強化に対する同センターのコミットメントを改めて強調しました。 平林事務総長は、ASEANの目標を支援し、ASEANと日本のパートナーシップを深めるという日本アセアンセンターのコミットメントを再確認し、プログラムを締めくくりました。また、講演者と参加者のフォーラムへの貢献に対し感謝の意を表しました。 1981年に設立された日本アセアンセンターは、日本とASEAN加盟国の架け橋となることを目的とした国際機関です。
(English) Request For Quotation: Lease of Venue for the Philippine Independence Day Celebration on 12 June 2025
03/31/2025 •
駐日フィリピン大使、フィリピン人コミュニティと都内でお花見
03/31/2025 •
ミレーン・J・ガルシア=アルバノ大使は3月30日、桜の季節を迎える恒例のお花見でフィリピン人コミュニティと一日を過ごしました。このイベントは、全国女性月間を祝して、東京のフィリピン移住労働者事務所が浮間公園で開催したものです。
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(English) ADVISORY: SSS On-Site Services06/25/2025 •
(English) ADVISORY: Implementation of the Philippine e-Visa System
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10/07/2025 •
(English) Outreach Mission in Okinawa, 25-26 October 202507/16/2025 •
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(English) Outreach Missions for 202511/05/2024 •
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