
フィリピン大使が茨城県を訪問、地域社会との絆を深める
2024年8月20日ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、青山大人衆議院議員の招待を受け、茨城県を公式訪問した。フィリピン大使館政治部および東京移住労働者オフィス(MWO-Tokyo)の職員らが同行した。 大使の訪問は、高度な医療技術と患者中心の医療で知られる筑波記念病院から始まった。つくば市はしばしば日本の「科学の都」と呼ばれ、筑波大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)など数多くの権威ある研究機関がある。大使は訪問中、同病院の医学への貢献を挙げ、フィリピンと日本の医療協力の重要性を強調した。 大使は、筑波記念病院の後、霞ヶ浦西岸に位置する土浦市を訪問。土浦市には約1,072人のフィリピン人を含む多様な人々が暮らしており、茨城県内のフィリピン人コミュニテの中では2番目に大きい。同市で最も著名な人物のひとり大相撲力士、高安晃関、その母、ビビリタ・ベルナダス・タカヤスさんはフィリピン出身。 大使は、土浦市を拠点とするフィリピン人労働者とも面会する機会を得ることができ、フィリピン人の強靭さ、彼らが日本とフィリピンの両国に与え続けている好影響を称賛した。大使は、フィリピン人コミュニティへの揺るぎない支援を提供するというフィリピン大使館のコミットメントを再確認した。 大使はまた、2025年5月に予定されているフィリピン国政選挙への参加を土浦市のフィリピン人に呼びかけた。「あなたの一票はあなたの声です」と強調し、投票権を行使するよう促し、一行は海外のオンライン有権者の登録手続きに関する情報を記載したチラシを配布した。 土浦市の安藤真理子市長との会談で、大使は、文化交流や外国人の地域社会への溶け込みを積極的に取り組んでいる土浦市の行政と市民に感謝の意を表した。 「青山大人衆議院議員、安藤真理子市長、筑波記念病院の関係者の皆様、そして今回の訪問で有意義な話し合いをしてくださったフィリピン人の皆様に深く感謝いたします。フィリピンと日本の間に存在する協力と相互尊重の精神は、茨城での私たちの活動にも大いに表れています」と大使は語った。 地元記者との短い質疑応答で大使の茨城訪問を締めくくった。 東京の北東に位置する茨城県は、日本の科学技術進歩の重要な中心地であり、原子力や工業材料製造などを専門とする主要な研究機関が集まっている。 県内には11,000人以上のフィリピン人が居住。フィリピン大使館は、2024年6月23日に茨城県で領事出張ミッションを実施した。終了
最新の投稿

フィリピン大使と港区長、初会談でエンパワーメントとインクルージョンについて語る
08/21/2024 •
2024年8月19日ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(右から3人目)は、港区役所にて清家愛港区長(右から4人目)と会談。大使館側の出席者(左から右へ)、アレリ・マギラン農務担当官、アルビン・マラシグ一等書記官兼領事、クリスチャン・デ・ヘスス公使、ディタ・アンガラ=マサイ通商部代表、ダレル・アルタテス一等書記官兼領事。 ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、8月19日港区役所にて清家愛港区長と会談した。フィリピン大使館及びフィリピン貿易投資センターは港区内に位置する。 清家区長は、今年6月初旬の選挙で当選、港区初の女性区長として歴史に名を刻んだ。6月28日に就任、4年間の任期をスタートさせた。 フィリピン初の女性駐日大使であるガルシア=アルバノ大使は、清家区長の当選を祝福した。大使はまた、特に女性のエンパワーメント、男女平等、インクルージョンを推進する取り組みにおいて、港区とフィリピン大使館との協力関係の継続と強化に前向きな姿勢を示した。 「我々は、清家区長のリーダーシップの下、特に女性のエンパワーメントとインクルーシブな社会の育成という我々の共通のコミットメントを推進する分野において、港区とのパートナーシップを深めていくことを期待しています」と大使は会談後にコメントした。 また大使は、清家区長と区の職員の方たちに、フィリピンの人気ダイビング・スポットなど、是非フィリピンへ足を運んでいただけるようお話しした。 港区は東京23区のひとつである。近代と伝統の融合で知られる港区には、東京タワー、森美術館、赤坂、六本木ヒルズなど、東京を代表するランドマークや地域がある。また、80を超える外国大使館があり、日本の外交の拠点となっている。2024年6月現在、港区の人口は267,250人、その9%を外国人が占めており、推定1,200人のフィリピン人が住んでいる。 大使館と港区は、特に異文化交流と相互理解の促進において積極的なパートナーシップを築いている。 港区民は区長室や区議会を通じ、 2009年台風第16号、2015年台風24号、2018年台風第27号の被害に対し、フィリピンへの支援を行った。終了

(English) Outreach Mission in Tochigi on September 7, 2024
08/20/2024 •
申し訳ありません、このコンテンツはただ今 アメリカ英語 のみです。

ミレーン・ガルシア・アルバーノ大使が日本の学生と文化交流
08/15/2024 •
インターナショナル・スクール・ネットワークの皆さん、今日はお越しいただきありがとうございました!フィリピンをもっと知りたいという皆さんの熱意、嬉しかったです。皆さんの探究心が、これからも新しくエキサイティングな場所へと導いてくれますように!

フィリピン、バンサモロの節目の年、日本外相を表敬訪問 女性、平和、安全保障へのコミットメントを改めて表明
08/09/2024 •
フィリピン政府高官は、2024年8月7日に東京で開催された国際協力機構(JICA)主催の「バンサモロに関する包括協定(CAB)調印10周年記念シンポジウム」への代表団の一員として参加した。CABの調印により、フィリピン南部ミンダナオ島のバンサモロ地域における数十年にわたる紛争は事実上終結した。 フィリピン代表団には、カリート・ガルベス Jr. フィリピン共和国・和平・和解・統合担当大統領顧問、セサル・B・ヤノGPH-MILF和平合意政府実施委員、アホド・バラワグ・イブラヒム・バンサモロ暫定自治政府首相、モハガー・M・イクバルバンサモロ暫定自治政府基礎・高等・技術教育大臣らが同行。代表団は8月7日、上川外務大臣を表敬訪問した。 会談では、上川外務大臣とフィリピン代表団が「女性、平和、安全保障(WPS)」に対するフィリピンのコミットメントについて短く話し合った。WPSはBARMMにおける女性のエンパワーメントと平和構築努力への参加を確保することを目的とした政策やイニシアティブに継続的に影響を与えるものである。
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