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フィリピン大使館、人事専門家と協働、 在日フィリピン人の福祉確保とスキル向上に向けた積極的な対策を検討

2025年11月12日表敬訪問で大使館を訪れたフィリピン・ピープル・マネジメント・アソシエーション(PMAP)ギルバート・カマスラ氏とリディア・リリー・クィンタス代表率いるPMAPのメンバーとミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(左から4人目)

2025年11月18日東京-2025年11月12日ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は フィリピン・ピープル・マネジメント・アソシエーション(PMAP)ギルバート・カマスラ氏、リディア・リリー・クィンタス代表率いるPMAPのメンバーによる表敬訪問を受け、在日フィリピン人の孤立や孤独感に対処するプログラムの実施、並びにスキルアップを通じた日本における雇用の可能性を高める取り組みの必要性などについて議論しました。

「フィリピンから離れ、家族や愛する人たちから離れていること、言語の壁、文化の違いは、日本にいるフィリピン人たちにとって大きな負担となりえます。また、日本には多くの雇用機会がある一方で、より経済的な安定をもたらすより良い選択肢を探すことが難しいと感じるフィリピン人もいます。これらの課題に可能な限り迅速に対処し、フィリピン大使館が実施する取り組みを持続させることで、より多くのフィリピン人がこれらのプログラムの恩恵を受けられるようにしたい」とガルシア=アルバノ大使は述べました。

PMAPは、ガルシア=アルバノ大使が提起した課題に対処するため、積極的な措置の実施と在日フィリピン人コミュニティの積極的な関与の必要性を認識しました。同団体は、特に大使館職員とフィリピン人コミュニティ双方を対象とした、人的資源介入に関する専門知識の共有やカウンセリング・人材育成に関する研修において、フィリピン大使館との連携を推進する姿勢を表明しました。

ガルシア=アルバノ大使はさらに、フィリピンと日本が2026年の国交正常化70周年に向けて準備を進める中、こうした影響力の大きいプログラムの実施は特に時宜を得たものであると述べました。孤立や孤独に関する懸念、ならびに専門的な成長の機会は両国に共通する課題であり、フィリピンと日本の関連機関との連携を通じて対処することが可能です。

PMAP一行は、2025年11月11日から13日にかけて東京で開催された第3回世界人事会議に出席しました。カマスラ氏はパネリストとして登壇し、多様性・平等・包摂(DEI)に関するフィリピンの見解を発表しました。その他のフィリピン代表団メンバーとして、アルファ・オメガ・アキノ氏、デニス・カマスラ氏、キャロリン・アルカンセス氏、ケイト・アウレリオ氏、ニッサ・トリニダード氏が参加しました。

PMAPはフィリピンを拠点とする人事専門家組織で、約2,000名の会員を擁し、2023年の初回開催時から世界人事会議に参加しています。

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