フィリピンの守護聖人の祭日、フィリピン人コミュニティと大切な価値観の共有
2025年10月30日東京―フィリピン大使館ミレーン・ガルシア=アルバノ大使は、2025年9月27日に清瀬カトリック教会にて、フィリピンの守護聖人であるサン・ロレンゾ・ルイスの祭日をフィリピン人コミュニティと祝いました。
「サン・ロレンゾ・ルイスは私たちと同じ、異国の地にいるフィリピン人でした。困難な状況にあっても、彼は信仰を揺るがすことなく、殉教するまで自らの価値観に忠実であり続けました。在日フィリピン人として、私たちの守護聖人の模範に従い、フィリピン人としての価値観、特に他者への思いやりを示す「パグママラサキット」、他者を尊重する生来の能力である「パキキパグカプワタオ」、そして共同体の精神である「バヤニハン」を堅持しましょう」とガルシア=アルバノ大使は挨拶で述べました。
このお祝いは、サン・ロレンゾ・ルイスを称えるため、在日フィリピン人コミュニティ200名以上が参加した行列で盛り上がりました。赤羽、調布、五井、八王子、立川、市川、葛西、吉祥寺、清瀬、小岩、目黒、茂原、習志野、西千葉、潮見、聖イグナチオ、東金の各教区からフィリピン人が祝典に参加しました。
ミサの後、清瀬カトリック教会の信徒や大使を含むカトリックコミュニティのメンバーが、フィリピン料理とパフォーマンスを特徴とする伝統的な“salu-salo”(集まりの意)に集まりました。
この行事は、エドウィン・コロス神父が率いるカトリック東京国際センターが、英語で司牧活動会およびフィリピン人コミュニティと共同で主催しました。














