在日フィリピン大使館、港区児童向け文化紹介シリーズで フィリピン文化を楽しく学べる企画
2025年10月3日東京―セントロ・リサール東京の文化遺産普及キャンペーンの一環として、在日フィリピン大使館は港区にある赤羽小学校と麻布小学校を対象に文化紹介イベントを実施しました。
この活動では、特別支援学級の生徒や小学2年生の児童たちに、参加型のプログラムや魅力的な展示を通じてフィリピンを紹介しました。主な内容は、同国の基本情報、伝統的なフィリピンの価値観、料理、ゲームでした。
児童たちはまた、文化品の展示、基礎的なフィリピノ語のレッスン、そして児童たちの創造性と「バヤニハン」(フィリピンに根付く助け合いの精神を指す)を育むゲームを楽しみました。
フィリピンに関する映像や情報の紹介、フィリピノ語のレッスンが行われ、「マヨン山を高く積み上げよう」といったグループゲームを通じて、児童たちの間で「バヤニハン」の精神が育まれました。
「セントロ・リサール東京の提唱する活動の一つは、フィリピンと日本の若年層に向けて、私たちの言語、価値観、遺産を紹介する活動を通じて、人的交流を強化し、相互理解をさらに深めることです。これらの学校訪問は、2026年に迎える日比国交正常化70周年の記念行事に向けた素晴らしい幕開けでもあります」と、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使は活動終了後に述べました。
フィリピン産農産物の日本市場でのさらなる普及促進のため、フィリピン産バナナ(日本国内供給量の75%を占める日本一の供給源)を題材にしたバナナキャラクターを使ったアクティビティが実施されました。児童たちには感謝の印として、フィリピン産バナナに加え、フィリピンをテーマにした再利用可能なバッグとステッカーが配られました。
日本で大人気のフィリピン産バナナは、バナナのキャラクターを使ったアクティビティで紹介され、児童たちへのお土産として配られました。
プログラム後、赤羽小学校と麻布小学校の児童および先生方は、フィリピンの言葉を練習しながら、実際に「サラマット」(ありがとう)と「パアラム」(さようなら)と言葉を交わしていました。