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イサベラ州、日本への輸出の可能性を探る

9月2日、サイルス・レスタウロDTI代理州局長(着席左から3番目)率いるイサベラ州代表団がミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使(着席中央)を表敬訪問

2025年9月9日東京―産業貿易省(DTI)イサベラ州事務所は、イサベラ州政府及び農務省の代表者と共に、同州の農業の強みをアピールし、世界で最も食の品質に厳しい市場の一つである日本における新たな輸出の可能性を探るため、ビジネスミッションを実施しました。

サイルス・レスタウロ代理州局長率いる代表団は、長野県南牧村にある酪農場、乳製品工場、農産物直売所、ならびに東京の大手食肉市場を視察しました。これらの訪問を通じて、日本の世界水準の食品安全基準、最先端農業技術、消費者の嗜好について直に理解を深めることができました。

一行はその行程の一環として、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使を表敬訪問しました。大使はイサベラ州の農家や生産者の視野を広げるための取り組みを称賛しました。

9月3日南牧村有坂良人村長(着席右から2人目)を表敬訪問するガルシア=アルバノ大使(着席左から2人目)とイサベラ州代表団

ガルシア=アルバノ大使(白服)と長野県南牧村で働くフィリピン人農家の方々

ガルシア=アルバノ大使(赤服)、アリリア・マグヒラン農務担当官(左から2人目)、長野県南牧農場で働くフィリピン人(青つなぎ)と

大使館の経済部はさらに、輸出の見通しに関する市場ブリーフィングを実施し、日本の厳しい食品安全基準を満たすための実践的なアドバイスや、日本の消費者の関心を引きつける戦略などを共有しました。

代表団は同州産の多様な生鮮食品および加工食品を自信を持って紹介しました。大使館は、その中でも日本市場で需要が急増している特に有望な製品としてカカオ、コーヒー、ココナッツを挙げました。

イサベラ州はフィリピンルソン島最大の州であり、国内有数の農業拠点です。「北の米穀倉地帯」とも称され、フィリピン産米とトウモロコシの大部分を生産しています。近代的な農業工業化も推進し、バイオエタノール生産の拠点となっています。イサベラ州政府は、肥沃な土地と起業家精神にあふれる農家を有する同州を、高品質な農産物の主要供給地として位置づけています。

州政府による日本へのビジネスミッションにおいて、大使へ贈呈された様々なイサベラ州産の製品

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