ニュー山王ホテルで開催された第一回「パスポート・トゥ・ザ・ワールド」 フィリピンを特集
2025年9月16日東京―在日フィリピン大使館と米海軍が運営するニュー山王ホテルは9月6日フィリピンを特集した第一回「パスポート・トゥ・ザ・ワールド」のイベントシリーズを成功裏に開催しました。このイベントは在日フィリピン大使館が9月のフィリピン国家観光週間を前倒しで記念する一環として開催され、同国の豊かな文化、遺産、そして世界とのつながりを紹介しました。
ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使は本イベントの主賓として、フィリピン大使館が日本国内でより幅広い層に働きかける取り組みを強調しました。
「フィリピン大使館は、日本人および日本在住の外国籍の方々に向けてフィリピンの文化と遺産をさらに知っていただくため、新たなプラットフォームを模索しています。今夜のイベントは、舞台芸術や伝統的な遊びから観光名所や料理に至るまで、フィリピンの魅力を存分に紹介する絶好の機会です」とガルシア=アルバノ大使は挨拶の中で述べました。
このイベントはガルシア=アルバノ大使がフィリピン人コミュニティやその他のコミュニティと交流し、大使館のプログラムやサービスを紹介する機会ともなりました。
大使館は、フィリピン各地の伝統織物を会場に展示し、フィリピンの織物文化を紹介しました。また「2025年大阪万博におけるフィリピン」をテーマにしたフォトウォールを設置し、現在開催中の大阪・関西万博におけるフィリピン館の様子を来場者に紹介しました。

「パスポート・トゥ・ザ・ワールド」シリーズ(フィリピン特集)の参加者は、フィリピン大使館によるフィリピンの織物、2025年大阪万博のフィリピン館、観光資料、農産物等の展示を訪れました。大使館はまた、フィリピン人コミュニティのメンバーに対し、大使館の広報外交サービスの一環として、会場での登録手続きを利用するよう呼びかけました。
フィリピン大使館農務省事務所が調達したバナナ、マンゴー、パイナップルなど、フィリピンで愛される農産物も展示され、来場者の歓声を浴びました。大使館ブースを訪れた人々には、お土産としてドライマンゴーが配られました。また、フィリピン人の参加者たちには、大使館の広報外交サービスの一環として、登録を呼びかけました。
数百名の国内外のゲストやフィリピン人コミュニティのメンバーが、レチョンベリー、シヌグラウ、ハロハロといったフィリピン料理や、フィリピン産リキュール「ランバノグ」やウォッカ、ニュー山王ホテルが調合したドンパパラムを使ったカクテルを味わいました。子供から大人まで、フィリピンのペリャ(縁日ゲーム)を楽しみ、フィリピン観光省東京事務所提供のフィリピンスナックや「Love The Philippines」グッズなどの景品が参加者たちに贈られました。活気あふれるダンスパフォーマンスや歌の数々が、イベントにさらに華やかな雰囲気を添えました。
「パスポート・トゥ・ザ・ワールド」イベントは、ニュー山王ホテルの年2回開催の恒例行事となる見込みで、大使館は今後のシリーズにおいて同ホテルと提携し、フィリピンの文化外交イニシアチブをさらに推進することを期待しています。