SSS(社会保障機構)日本事務所、東京に開設

2025年11月28日社会保障機構(SSS)日本事務所の開設のリボンカットセレモニーにて、
ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(左から2人目)、
ヘスス・サレSSS委員(右から2人目)、
メアリー・ジョイ・ラミレス総領事(最右)、ポール・エリック・マナロ弁護士(最左)
2025年12月4日東京-2025年11月28日、社会保障機構(SSS)は東京のフィリピン大使館内に日本事務所を正式に開設し、日本在住のフィリピン人向けに提供されるサービスの範囲を拡大しました。
リボンカットセレモニーは、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使、ヘスス・サレSSS委員、国際業務グループ長ポール・エリック・マナロ弁護士によって執り行われました。
「長年にわたり、SSSチームは海外から駆けつけ、日本在住のフィリピン人たちにサービスを提供してきました。本日、私たちは新たな章を開きます——専用事務所の開設により、これらのサービスをより身近に、より安定的にコミュニティに届けることができるのです」とガルシア=アルバノ大使は開会の挨拶で述べました。
SSS日本事務所は、SSSカスリン・クイン・エウスヤ在外事務所代表の着任を受け、2025年10月27日にソフトオープンしました。SSS日本事務所は、SSS海外事務所としては21番目、アジア太平洋地域では5番目の開設です。
「私たちは、国内外のフィリピン人に対する普遍的な社会保障の実現というビジョンに近づくため、あらゆる取り組みを進めています。SSS日本事務所の設立は、日本在住の数千人のフィリピン人との直接的な窓口として機能し、彼らがどこにいても社会保障サービスや給付に便利にアクセスできるようにすることで、このビジョンの実現に重要な役割を果たします」と、ロバート・ジョセフ・モンテス・デ・クラロSSS理事長は、サレ委員が代読したメッセージの中で述べました。
SSS日本事務所の設置は、2018年に発効したフィリピン・日本社会保障協定の実施をさらに強化し、日本で働くフィリピン人労働者に対する保険適用範囲の合算および給付の携行を可能にします。
SSS日本事務所の正式開設に先立ち、SSS代表団はガルシア=アルバノ大使を表敬訪問し、日本年金機構との実りある連携、ならびに海外在住フィリピン人への社会保障サービス・給付拡大に向けた継続的な取り組みと優先事項について報告を行いました。
SSS日本事務所は、2025年11月29日~30日に開催されたフィリピンフェスティバル東京2025における政府サービスキャラバンに参加し、社会保障番号の再活性化、会員記録の更新、給付金や融資特典に関する問い合わせや要請に対応しました。
在日フィリピン人は、大使館のウェブページを通じて予約を取り、大使館領事部内のSSS日本事務所を訪問するよう案内されています。利用可能な社会保障サービスには、以下が含まれます:
• 会員登録及び記録の更新
• 拠出金納付に関するお問い合わせ
• 貸付申請の支援及び状況確認
• 給付金請求に関するご案内
• 年金受給者年次確認(ACOP)への同意受付












