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フィリピン、バンサモロの節目の年、日本外相を表敬訪問 女性、平和、安全保障へのコミットメントを改めて表明

上川陽子外務大臣(左から2人目)とミンダナオ出身の3人(左から): アメナ・F・パンガンダマン予算管理長官、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使、シャ・エリジャ・B・ドゥママ=アルバ・ムスリム・ミンダナオ・バンサモロ自治州(BARMM)内務自治大臣。

フィリピン政府高官は、2024年8月7日に東京で開催された国際協力機構(JICA)主催の「バンサモロに関する包括協定(CAB)調印10周年記念シンポジウム」への代表団の一員として参加した。CABの調印により、フィリピン南部ミンダナオ島のバンサモロ地域における数十年にわたる紛争は事実上終結した。

フィリピン代表団には、カリート・ガルベス Jr. フィリピン共和国・和平・和解・統合担当大統領顧問、セサル・B・ヤノGPH-MILF和平合意政府実施委員、アホド・バラワグ・イブラヒム・バンサモロ暫定自治政府首相、モハガー・M・イクバルバンサモロ暫定自治政府基礎・高等・技術教育大臣らが同行。代表団は8月7日、上川外務大臣を表敬訪問した。

会談では、上川外務大臣とフィリピン代表団が「女性、平和、安全保障(WPS)」に対するフィリピンのコミットメントについて短く話し合った。WPSはBARMMにおける女性のエンパワーメントと平和構築努力への参加を確保することを目的とした政策やイニシアティブに継続的に影響を与えるものである。