フィリピン大使館、日本人大学生グループのフィリピンでのボランティア活動を称賛

フィリピン大使館職員と、日本大学学生ボランティア団体Salamat Aの創設者である井上仁氏(後列左端)、鴨澤小織氏(後列右から2番目)、一般社団法人国家の輪代表理事
淺見良太氏(前列右端)、およびSalamat Aの学生ボランティア
2025年7月25日東京―フィリピン大使館は、2025年7月25日大使館を表敬訪問した、日本大学を拠点とする学生主導の団体Salamat Aのメンバーを歓迎し、同団体がフィリピン、特にカビテ州において長年継続してきた地域密着型の取り組みを称賛しました。
Salamat Aは、2006年に井上仁氏によって設立された団体で、フィリピン人コミュニティを支援するために、奨学金給付、書籍や楽器の寄付、クリスマスプレゼントの配布、学校訪問活動などを行っています。2007年以降、Salamat Aはフィリピンでのスタディーツアーを主催しており、文化体験と観光をボランティア活動と組み合わせたプログラムを実施しています。次回のスタディーツアーは2025年8月に予定されています。
表敬訪問の際、大使館はフィリピンと日本の二国間関係の概要と、フィリピンで是非訪れて欲しい場所や体験すべきことを紹介する動画を流しました。また、Salamat Aのメンバーたちの、大使館が主催する様々な文化活動への参加も呼びかけました。
大使館は、Salamat Aが実施しているような取り組みが、フィリピンと日本との間で築かれた強い人的交流の証左であると強調しました。両国が2026年に外交関係樹立70周年を祝う準備を進める中で、これらの交流がさらに強化されることを期待していると述べました。
Salamat AサラーマットAの学生ボランティアと共に、井上氏、日本大学の鴨澤小織氏、および一般社団法人国家の輪代表理事の淺見良太氏が、表敬訪問の調整を担当しました。 以上