フィリピン大使館、2年連続で「にっぽん-大使たちの視線」 プロモーションイベントを開催

高円宮妃殿下(前列左から7人目)、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ大使(前列左から6人目)をはじめ、各国大使や外交関係者が、2025年3月18日にフィリピン大使公邸で開催された写真展
「にっぽん-大使たちの視線」プロモーションイベントに参加。
東京、2025年3月20日 – 駐日フィリピン大使館は2年連続で、大使公邸にて写真展「にっぽん-大使たちの視線」のプロモーションイベントを開催し、毎年恒例のこの文化的な取り組みに賛同する50名近くの大使や外交団メンバーが集まりました。
写真展の名誉総裁である高円宮妃殿下は、主賓としてこのプロモーションイベントを華やかに飾りました。
「皆様をフィリピン共和国大使公邸へ心より歓迎いたします。この建物は、フィリピン国家歴史委員会から国定歴史建造物に指定されており、フィリピン国外では唯一の歴史的建造物です。」とミレーン・ガルシア=アルバノ大使は挨拶しました。
ガルシア=アルバノ大使はさらに、今年のテーマ「Rhythms of Life(生命のリズム)」を掲げた写真展の意義を強調し、在日外交官にとって、写真の才能を披露し、末永い友情を築き、日本の美をより多くの人々と分かち合うまたとない機会となることを強調しました。
高円宮妃殿下は、ガルシア=アルバノ大使がプロモーションイベントを主催したことに感謝の意を表し、外交官の視点を通して20年以上にわたる日本の歴史をとらえたこの写真展の意義を強調されました。また各大使自身の参加と、各大使館員たちにも参加を勧めるよう呼びかけました。
フィリピン全国女性月間にちなみ、プロモーションイベントには、東京在住の2人のフィリピン人女性シェフが料理の腕を振るいました。
ジェーン・マガット=ケンモチ・シ
ェフとマーリン・オオカワ・シェフは、アドボ、シシグ、トゥロンといった人気のフィリピン料理をベースに、日本の味を取り入れた料理を披露しました。フィリピン産のバナナ、マンゴー、パイナップル、アボカドなどが料理や装飾にふんだんに使われました。
今年で28年目を迎える「Japan Through Diplomats’ Eyes(にっぽん-大使たちの視線)」は、外交官とその家族なら誰でも参加できる写真コンテストと写真展です。外交官のコミュニティによって培われた日本の文化、風景、日常生活に対するユニークな視点を提供し続けています。
昨年の入賞作品には、駐日フィリピン大使館員数名の作品が含まれ、高円宮記念賞はフィリピン大使館のアタッシェ、ジャッキー・ルー・C・オンが受賞しました。
プロモーションイベントには、以下の実行委員会のメンバーも出席しました:名誉総裁高円宮妃殿下、中曽根弘文審査委員長、モハメッド・ラシャド・ブーラル実行委員長(駐日モロッコ大使)、セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使、ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使、ヘイミッシュ・クーパー駐日ニュージーランド大使、宮下匡之外務省儀典長
「にっぽん-大使たちの視線」の安部忍事務局長が司会を務めました。