フィリピン大使館、国民的英雄ホセ・リサールの生涯と遺産を1か月にわたり顕彰
【東京、2025年12月30日】- フィリピンの国民的英雄であるホセ・リサール博士の生涯、業績、そして今日に至る不朽の遺産を称えるため、在日フィリピン大使館は、2025年12月11日に東京・日比谷公園のリサール記念碑において実施した献花式を皮切りに、1か月間にわたる記念行事を開催しました。

2025年12月11日、東京・日比谷公園のリサール胸像前で行われたリサール記念日の献花式において、クリスチャン・L・デ・ヘスス臨時代理大使がミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使に代わり、挨拶。
ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使に代わって献花式を主宰したクリスチャン・L・デ・ヘスス臨時代理大使は挨拶時、「リサールは、1888年4月に家族へ宛てた書簡の中で、将来フィリピンは日本との交流や関係をより深めるであろうと記しています。今日の活力に満ち、多面的な日比関係を目の当たりにすれば、両国が親しいパートナーであり友人として築いてきた成果を、彼は誇りに思ったことでしょう」と強調しました。
また、「2026年に迎えるフィリピン・日本の国交正常化70周年を前に、愛国心、平和的改革、そして外交を重んじたリサールの精神とその遺産を、今一度心に刻みたい」とも述べました。
当日はまた、サー・フランシスコ・モレノ(リサール司令官勲章受勲者)がリサール騎士団スセソス支部を代表して参加しました。サー・モレノは挨拶で、フィリピン国家形成の礎を築いたリサールの役割を強調するとともに、東京で時計職人として、また志ある「職人」として生活する自身の立場から、すべてのフィリピン人にリサールが与えた「時間」と「自由」の尊さに謙虚さと感銘を覚えるとの個人的な思いを語りました。
また、日本在住のスペイン人ジャーナリストであるジョセップ・ソラノ氏も式典に参列し、リサールとその遺産に対する深い敬意を表しました。

クリスチャン・L・デ・ヘスス臨時代理大使(左から6人目)が献花式を主宰し、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使に代わって挨拶。写真には、他の大使館職員のほか、リサール騎士団スセソス支部を代表するフランシスコ・モレノ卿(最左)、および日本在住のスペイン人ジャーナリスト、ジョセップ・ソラノ氏(最右)。
リサール記念日の関連行事の一環として、大使館は2025年12月16日、東京都立町田高等学校において、リサールと日本との出会いをテーマとした文化紹介プログラムを実施しました。働いている生徒や昼間課程への通学が困難な生徒で構成されており、参加者たちはフィリピンの文化、遺産、歴史、舞台芸術を紹介する双方向型セッションに積極的に参加しました。プログラムには、初歩的なフィリピン語レッスンのほか、東京外国語大学フィリピン民族舞踊団による伝統舞踊「itik-itik(イティク・イティク)」と「tinikling(ティニクリン)」の披露が含まれた。本行事は、日本のChildren Meet Countries団体との協力により実施されました。
教育・文化交流の一環として、大使館はまた、ホセ・リサールの生涯を描いた漫画を町田高等学校へ寄贈しました。
1か月にわたる記念行事の締めくくりとして、大使館は、国家文化芸術委員会(NCCA)のユース・アンバサダーおよびセントロ・リサール・アンバサダーを務めるフィリピンの人気グループSB19からの特別メッセージを公開し、一般の人々に対し、セントロ・リサール東京を訪れ、フィリピンの文化と遺産を直接体験するよう呼びかけました。
リサール記念日に際して公開されたSB19からのメッセージ(NCCA提供)。
駐日フィリピン大使館内に所在するセントロ・リサール東京は、2017年12月8日に開設され、在日フィリピン人コミュニティおよび日本の一般市民に向けて、フィリピンの文化、歴史、遺産、芸術を発信する拠点および交流の場となっています。












