フィリピン大使、信任状捧呈のため、マーシャル諸島を公式訪問
2024年10月10日 – ミレーン・J・ガルシア=アルバノ大使は10月9日、マジュロ・デラップ村のICCビルにて、ヒルダ・ハイネ大統領に信任状を捧呈した。
捧呈式にて、ガルシア=アルバノ大使は、フェルディナンド・R・マルコス・Jr.大統領からの温かい言葉を、ハイネ大統領とマーシャル諸島国民に伝えた。
大使はマーシャル諸島公式訪問の一環として、カラニ・カネコ外務・貿易大臣、トニー・ミュラー天然資源・商業大臣、ワイズリー・ザックラス法務・移民・労働大臣、ジョー・ベジャン教育・訓練・スポーツ大臣、伝統的首長評議会のメンバーを含む複数の閣僚と会談した。これらの会談の中で、大使は、今年3月7日にマニラで行われたマルコス大統領とハイネ大統領との会談で話し合われた協力活動を実行に移すというフィリピンの責任を再確認するとともに、新たな協力の道を探った。また、ローラ・ストーン米国大使、田中一成日本大使とも個別に会談し、在マーシャル諸島大使としての経験について話を聞く機会を得た。
「マーシャル諸島との二国間関係の将来に期待し、そして楽観的にとらえている。両国は多くの共通の主張や願望を持ち、教育、保健、漁業、気候変動対策などの分野での協力を強化することによってのみ、相互成長の大きな可能性を引き出すことができると信じている」とガルシア=アルバノ大使は述べた。
フィリピン人コミュニティーとの会合で、大使は在マーシャル諸島フィリピン人の福祉を向上させるため、関与を強化し、様々な事業を実施していくことに意欲を示した。
フィリピン共和国とマーシャル諸島共和国は1988年9月15日に外交関係を樹立。同国には約1,200人のフィリピン人(主に専門職)が居住している。
ガルシア=アルバノ大使は、マーシャル諸島の他、パラオとミクロネシアの兼任非駐在フィリピン大使でもある。以上