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フィリピン大使、東京の国連大学で開催された東南アジアにおける女性・平和・安全保障に関するパネルディスカッションに参加

2026年3月11日東京の国連大学にて「東京ウィメンズ・シチズン・ダイアログ」の一環として行われた討論会「東南アジアにおける女性、平和、安全保障:グローバルな約束から地域レベルの行動へ」にパネリストとして登壇したミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(左から2人目)

2026年3月17日東京―2026年3月11日ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、国連大学(UNU)本部で開催された「東南アジアにおける女性、平和、安全保障:グローバルな約束から地域レベルの行動へ」と題するパネルディスカッションに参加しました。本イベントは「東京ウィメンズ・シチズン・ダイアログ」の一環として実施されたものです。この議論は特に時宜を得たものでした。フィリピンでは3月を「全国女性月間」と定め、国家建設・平和・発展へのフィリピン人女性の重要な貢献を称える全国的な祝典が行われているためです。

本イベントは国連大学とガーディアン・ガールズ・インターナショナルが共同主催し、小山田国際財団(日本)およびガーディアン・ガールズ・ジャパンと提携し、リョージババの支援を受けて開催されました。パネルディスカッションでは政策立案者、支援者、専門家が集い、東南アジア全域の地域レベルにおいて「女性、平和、安全保障(WPS)」アジェンダに関する国際的な取り組みを、いかに有意義な行動へと転換できるかを議論しました。

大使は発言の中で、フィリピンが女性の平和・安全保障(WPS)アジェンダの推進に強くコミットしていることを強調し、女性の有意義な参加が和平プロセスを強化し、より包括的で持続可能な安全保障成果に寄与すると述べました。

「女性がもたらすものは、平和と安全保障に対するより広範な理解です。議論は単に暴力を止めることを超え、コミュニティの再建方法、信頼回復の方法、尊厳・機会・包摂を支える制度のあり方といった人間の安全保障の課題へと広がります。これこそが持続可能な平和の基盤なのです」と大使は述べました。

ガルシア=アルバノ大使はまた、フィリピンが女性・平和・安全保障(WPS)アジェンダの推進において主導的役割を果たしていることを強調し、国連安全保障理事会決議1325の採択後、アジアでいち早く「女性・平和・安全保障に関する国家行動計画」を採択した国の一つであると指摘しました。フィリピンは、一連の国家行動計画を通じて、安全保障・統治機関全体にジェンダー視点を統合しつつ、和平交渉、紛争予防、人道対応、紛争後の復興における女性の参加を促進してきました。

2026年3月11日、東京の国連大学にて開催の東京ウィメンズ・シチズン・ダイアログシリーズ討論「東南アジアにおける女性、平和、安全保障:グローバルな約束から地域レベルの行動へ」にてミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(左から3人目)と登壇したパネリストおよび講演者(写真左から)国連大学プログラムオフィサー、ニコラ・デュ・ボワ氏、ヒューマンライツ・ナウ伊藤和子副理事長、国連大学鈴木綾上級副学長、国連人口基金(UNFPA)駐日事務所成田栄子所長、ガーディアン・ガールズ・インターナショナル小山田真会長(写真提供:国連大学)

 

ガルシア=アルバノ大使はまた、ミリアム・コロネル=フェレール教授の画期的な役割を挙げました。同教授は、2014年フィリピン政府代表団を率いてバンサモロ包括合意をモロ・イスラム解放戦線と成功裏に締結するなど主要な和平合意において世界初の女性首席交渉官として歴史に名を刻みました。

ガルシア=アルバノ大使は、WPSアジェンダを実施する上での地域の重要性について語り、国際的な約束を具体的な成果に結びつけるには、地域社会の積極的な関与が必要であると強調しました。

「地域政策と国際的な約束は、方向性と基準を示すという点で重要です。しかし、こうした約束が真に実行に移されるためには、地域社会が政策の受け手であるだけでなく、政策形成の積極的なパートナーであると実感できなければなりません」と述べました。

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