フィリピン大使、パンチくんのいる市川動物園を訪問
2026年3月30日ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は千葉県市川市動物園を訪問しました。これは、フィリピン大使館が管轄するすべての都道府県を訪問し、在住のフィリピン人および地域社会との人的交流を強化するという継続的な取り組みの一環です。
訪問中、ガルシア=アルバノ大使は動物園のスタッフや飼育員と面会し、広く愛されているニホンザル「パンチくん」をはじめとする園内の動物たちの世話に尽力していることに対し、感謝の意を表しました。
2025年7月、市川市動物園で生まれたパンチくんは、オランウータンのぬいぐるみを抱きしめる心温まる動画がSNSで広く拡散されたことをきっかけに、世界的な人気を博しました。生後間もなく母親に拒絶され、仲間もいない状況に置かれたパンチくんは、そのオランウータンのぬいぐるみに慰めを見出し、その物語は日本のほか、フィリピンや世界中の多くの人々の心に深く響きました。
ガルシア=アルバノ大使は、安永崇課長を代表とする市川市動物園の職員や飼育員らと、贈り物や友好の証を交換しました。大使は、動物園関係者の温かいもてなしに感謝の意を表し、バナナ、アボカド、パイナップルなど、フィリピンから日本へ輸出される主要農産品を詰め合わせたギフトバスケットを贈呈しました。
東京都心から車で1時間の場所にある市川市動物園は、23ヘクタールの広さを誇り、レッサーパンダ、カピバラ、アルパカ、キツネザル、サル、ヤギ、牛、鳥類、カワウソなど、170種以上の動物が飼育されています。パンチくんが世界的に人気を博したことを受け、同動物園の来園者数は5倍に増加し、週末には平均6,000人が訪れているとのことです。
ガルシア=アルバノ大使がパンチくんの担当飼育員たちと話をした際、飼育員たちによると、パンチくんは現在、「モンキーマウンテン」と呼ばれる生息地で仲間のサルたちと仲良くなることを学んでおり、自立心と回復力を養っているとのことです。また、オランウータンのぬいぐるみで遊ぶ姿は、今ではほとんど見られなくなったそうです。
千葉県はフィリピン大使館の管轄区域内にあり、2025年時点で2万3,000人以上のフィリピン人が居住しており、関東地方でも最大級のフィリピン人コミュニティの一つとなっています。フィリピンと日本が国交正常化70周年を迎えるにあたり、大使館は、両国の福祉と共通の繁栄に寄与する地域社会との絆を強化しつつ、都道府県や市町村とのパートナーシップを深める取り組みを継続して推進しています。

















