フィリピン大使、学生グループによる 「Faces and Flora」展訪問で日比強固な関係を強調

2025年11月6日JPタワ学術文化総合ーミュージアム・インターメディアテクで開催中のフィリピン人写真家ジャン・ゾイロ・ラファエル・マヨの作品を紹介する「植物顔 − 日本・フィリピンの草木花実写真」で特別ツアーを鑑賞する日本大学学生ボランティア団体「サラマットA」の学生たちとミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(中央)
2025年11月11日-フィリピン国立博物館と東京大学総合研究博物館が主催する「植物顔 – 日本・フィリピンの草木花実写真」の集大成となるこの週、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使が、2025年11月6日、JPタワー学術文化ミュージアムインターメディアテクにて、日本大学の学生ボランティア団体「サラマットA」向けの特別ツアーに同行しました。
「植物顔」プロジェクトでは、フィリピン人写真家ジャン・ゾイロ・ラファエル・マヨ氏の肖像作品と、フィリピンおよび日本の在来植物標本を対比させ、芸術と科学の魅力的な融合を表現しました。マヨ氏は富士フイルムGFXチャレンジ助成プログラムの2023年度地域助成金受賞者であり、その作品は『エスクァイア』『タトラー・フィリピンズ』『ヴォーグ・フィリピンズ』などで紹介されています。
「本展は、フィリピンと日本の植物遺産が持つ強いつながりを鮮明に浮き彫りにし、フィリピンで人気の写真家、ジャン・ゾイロ・ラファエル・マヨ氏の芸術的視点を通じたユニークな媒体で提示されました。特別ツアーでは学生ボランティア団体「サラマットA」が参加するなど、日本の観客の皆様がこの共同作品に関心を寄せてくださったことに深く感謝します。この取り組みは日比の友好関係と両国の人々の交流をさらに促進するものです」とガルシア=アルバノ大使は述べました。

2025年11月6日、「顔と草花―フィリピンと日本の在来植物写真展」を視察したミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(中央)、JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテク西秋良宏館長(右)と東京大学総合研究博物館の寺田鮎美氏(左)
JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテク西秋良宏館長と東京大学総合研究博物館の寺田鮎美氏が本ツアーを進行しました。サラマットAは、日本大学の井上仁氏、鴨澤小織氏が率い、博物館見学を調整した一般社団法人国歌の輪代表浅見良太氏が同行しました。
本展はフィリピン・日本友好月間を記念し、2025年7月12日に開幕し、2025年11月9日まで開催されます。これは2023年にフィリピン国立博物館と東京大学総合研究博物館で更新された学術研究に関する覚書の成果であり、これまでに約15万人の来場者を記録しています。
フィリピン共和国大使館は本展のメインパートナーを務めました。博物館見学後、大使館より「サラマットA」参加者にフィリピン製の記念品が配布されました。










