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港区、フィリピンの台風被災者を支援

2024年12月23日、フィリピン大使館にて、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(中央)が、清家愛港区長(右)と七戸じゅん港区議会副議長(左)をお迎えしました。両氏は、2024年10月から11月にかけてフィリピンを襲った6つの台風により被災した地域の復旧・復興のために、港区が160万円の義援金を拠出することを発表しました。

2024年12月26日東京―2024年12月23日、港区の清家愛区長と港区議会の七戸じゅん副議長は、フィリピン大使館で行われた贈呈式にて、フィリピンを襲った台風の被災者を支援するため、港区が160万円の義援金を拠出することを発表しました。

ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、2名から、2024年10月から11月にかけてフィリピンを襲った6つの台風により影響を受けた人々や地域社会に対し、心からの哀悼とお見舞いの言葉を伝えられました。

大使は、大使館とフィリピン国民に対する港区の変わらぬ支援と援助に感謝の意を表しました。最近の台風による死傷者数は、幸いにも以前の大型台風に比べれば少なかったものの、特にビコール地方とセントラル・ビサヤ地方(リジョン7)の一部では、依然として甚大な被害が出ていると強調しました。同大使は、義援金が被災者支援とこれらの地域の復興支援に充てられることを約束しました。

「港区民が見せてくれた連帯感と思いやりは、今回の自然災害で被災した人々にとって希望と力の源です。私たちは、港区が復興と再建のために惜しみない貢献をしてくれたことに深く感謝しています」とガルシア=アルバノ大使は述べました。

わずか1ヶ月の間に、台風クリスティン(国際名チャーミー)、レオン(コンレイ)、マース(インシン)、ニカ(トラジー)、オフェル(ウサギ)、ペピート(マンニィ)がフィリピン北部と中部の各地を襲い、死者150人以上、避難者約60万人を出しました。フィリピンでは年間平均20個の台風が発生していますが、短期間にこれほど破壊的な暴風雨が集中するのは稀なことです。

東京23区のひとつである港区には、フィリピン大使館をはじめとする数多くの在外公館があります。大使館と港区は、特に異文化交流と理解の促進において、温かく活発なパートナーシップを築いています。台風オンドイ(国際名ケッツァーナ、2009年)、台風ランド(コップ、2015年)、台風ヴィンタ(テンビン、2017年)、台風オデット(ライ、2022年)の被害に際しても、フィリピンは港区区長室と区議会を通じて支援を受けました。以上