フィリピン大使、20周年を迎えた フィリピン・日本間の強固で互恵的な経済パートナーシップを強調
2026年9月25日東京-2026年9月16日フィリピン・日本経済連携協定(PJEPA)の署名20周年を記念してフィリピン大使公邸で開催されたレセプションにおいて、ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使は、フィリピンと日本の間の強固かつ互恵的な経済パートナーシップを強調し、これを「フィリピンにとって最も変革をもたらす二国間経済関係の一つ」と評しました。
ガルシア=アルバノ大使は、このパートナーシップが新たな機会を生み出し、両国の経済を強化してきたことを強調しました。フィリピンは日本企業のサプライチェーンに不可欠な存在となり、日本企業の成長における重要なパートナーとなっている一方で、日本の投資はフィリピンで雇用を創出し、経済活動を支えてきました。大使はさらに、フィリピン産のバナナやパイナップルが日本の食料安全保障に寄与しているほか、医療従事者を含むフィリピン人労働者が、日本社会とその経済において重要な一翼を担うようになっていると付け加えました。同様に、日本の開発協力も、重要なインフラ整備や平和構築、そしてフィリピン国民の生活向上につながる取り組みを支援してきました。

左:フィリピン・日本経済連携協定20周年のレセプションでゲストに挨拶をするガルシア=アルバノ大使 右:乾杯の挨拶をする遠藤外務審議官(左端)、ガルシア=アルバノ大使、リゴン次官、デ・ヘスス次席大使、パミントゥアン商務参事官
今後20年を見据え、ガルシア・アルバノ大使は両国間の強固な戦略的連携を強調し、「東アジアにおいて、フィリピンと日本ほど戦略的利益が密接に一致し、相互に補完し合っている国はほとんどない」と述べました。大使は、ルソン経済回廊、「パックス・シリカ」、および造船・修繕・整備を含む防衛産業の発展を、新たな協力の機会をもたらす分野として挙げました。
ガルシア=アルバノ大使はまた、フィリピンと日本が、重要鉱物、電気自動車、ICT・AI、エネルギー分野における新たな機会など、「変化する地経学的現実」に引き続き対応できるよう、PJEPAの近代化に取り組んでいると述べました。
このレセプションには、フィリピンと日本の経済担当高官をはじめとする関係者が出席しました。フィリピンのロランド・リゴン・Jr.財務次官とマリア・ルルド・リゴン夫人、遠藤和也外務審議官と遠藤明子夫人も出席しました。遠藤外務審議官は、先日駐フィリピン日本大使としての実り多い任務終えたばかりです。
在日フィリピン大使館はまた、日本で2度目の任務に就いているフロイラン・エミル・パミントゥアン商務参事官兼フィリピン貿易投資センター(PTIC)東京所長を紹介しました。
このレセプションでは、フィリピンのクリエイティブ産業も紹介され、9月1日に東京で開催された「Bench Threads of Dreams」ランウェイショーで披露された、フィリピンの著名なデザイナー、ジャギー・グラリーノ、ジョーイ・サムソン、レット・イーラの作品が展示されました。
また、ゲストには、ローマの名門ジェラート店「ジョリッティ」、シェフのフランチェスコ・タリアタテレ、そしてフィリピン産のプレミアムなキナンパイ・ウベを日本市場に紹介する日本発のイニシアチブ「UBE.JP」とのコラボレーションにより生まれた、日本限定のキナンパイ・ウベ・ジェラートも振る舞われました。マリア・アリリア・マギラン農業担当官は、ウベの世界的な人気の高まりと、フィリピンのバナナやパイナップルに続き、ウベが日本でも新たな人気商品となる可能性について強調するプレゼンテーションを行いました。

注目を集めているフィリピンのウベについてのプレゼンテーションをする、アレリ・マギラン農業担当官(写真左下)とUBE.JP創設者のJP・メルカド氏(写真左上)によるプレゼンテーションの様子
右:シェフのフランチェスコ・タリアラテレ氏が調理した「キナンパイ・ウベ・ジェラート」を提供するジョリッティとUBE.JPのスタッフ
フィリピンと日本がPJEPAの締結20周年および国交正常化70周年を迎えるにあたり、当大使館は、これまでのパートナーシップの成果を基盤とし、より戦略的で、強靭かつ互恵的な経済関係の構築を推進していくという決意を改めて表明しました。

















