今期フィリピン人JDS対象者、フィリピンの社会経済的変革への貢献を 強く求められる

日本政府人材育成奨学計画(JDS)の最新期フィリピン人対象者の表敬訪問を歓迎するミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使(中央)、クリスチャン・L・デ・ヘスス次席公使(左から2番目)とロバート・キンティン一等書記官兼領事(右から2番目)
2025年9月4日東京―ミレーン・ガルシア=アルバノ駐日大使および大使館職員は、日本政府人材育成奨学計画(JDS)の今期の対象者19名の若いフィリピン人の表敬訪問を歓迎しました。
大使は歓迎のメッセージの中で、「日本におけるJDS対象者としての学びの機会を、各自の専門分野における知識を深めるためだけでなく、フィリピンと日本の強固な人的交流の架け橋となるため、是非最大限に活用されるよう期待しています。さらに重要なのは、フィリピンに帰国された後、わが国の社会経済的変革に一層貢献されることを願っています」と述べました。
フィリピンの若手研究者たちは、フィリピン政府の様々な機関や組織を代表し、日本の大学において環境学、国際関係学、公共政策、科学技術など多様な分野の研究を行う予定でです。
このプロジェクトは、主に日本の開発援助を受けている国の公務員が対象で、日本の教育機関による高等教育の機会を提供することを目的としています。2002年にフィリピンからの受け入れが始まり、これまでに400人以上のフィリピン人フェローが同プロジェクトの大学院プログラムの恩恵を受けてきました。