フィリピン大使館、中高生を迎え、日比友好関係を強調
2025年8月5日東京―2025年7月30日フィリピン大使館は茨城県立並木中等教育学校の生徒と教員の初めての大使館訪問を受け入れました。
文化紹介と日比関係に関する説明が行われ、大使館が教育機関との連携を通じて両国間の人的交流を強化している、その重要性を強調しました。
大使館はまた、両国の活気ある友好関係と多面的なパートナーシップ、フィリピンの2025年大阪万博へ参加、また2026年の記念行事(フィリピンと日本の国交正常化70周年を含む)についても話をしました。
プレゼンテーションの後、活気ある議論が交わされ、生徒たちはフィリピンの文化、遺産、歴史、政治体制、農業(特にフィリピンで有名なバナナについて)など、多様な分野に対して強い関心を示しました。また「アジアのノーベル賞」と呼ばれるラモン・マグサイサイ賞についても触れられ、同賞の背景や日本の受賞者について簡潔に紹介されました。特に、2024年に受賞したスタジオジブリの共同創設者である宮崎駿氏を含む最近の受賞者についても言及がありました。
「これらの訪問は、私たちの文化と物語を共有する素晴らしい方法ですが、より重要なのは、これらが私たちの国民の間で真の友情を築く手助けとなることです。実際、フィリピンと日本の関係を引き継いでいくのは、今日の若者たちなのです」と、フィリピン駐日大使は述べています。
茨城県立並木中等教育学校は、2008年4月に開校した茨城県立の中高一貫校です。科学と研究に力を入れ、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けています。今回の訪問は冨山正美教諭と荒山奈緒美教諭が生徒を引率しました。